【シングルマザーの個人賠償責任保険は意味がない？】加入する必要性や注意点について解説

「ペットが人にけがをさせてしまった…」

「子どもが人のものを壊してしまった…」

日常生活で悪気がなくても突然の事故は起こります。

これらをカバーする保険が、今回紹介する個人賠償責任保険です。

個人賠償責任保険とは、日常生活の中で、自分が他人にけがをさせてしまったときなどに生じる損害賠償の支払いを補償する保険のことを言います。

今回は、知らないと損をする個人賠償保険について詳しく解説します。

未加入だと思わぬ事故が発生した時に泣きたくなることでしょう。小さいお子さんがいるご家庭は特に見てほしい内容です！

具体的な支払い事例

個人賠償責任保険は、意外にも広範囲で保険がきくことがあり知らない方も多いのが現状です。

具体的な支払い事例を見ていきましょう。

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子供が小さいうちは特に、お店のものを壊したり実家のテレビを壊したり…こういったトラブルはあるかと思います。

このようなケースでも、ちょっとしたリスクに備えられるのが個人賠償責任保険です。

対象外の事例4つ

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1．職務、業務に起因する損害賠償責任

「レストランでアルバイトをしているときに、料理をこぼして客の服を汚した」など、職務や業務に起因する損害には保険金は支払われません。

2．店舗など居住用以外の不動産に起因する賠償責任

お店やオフィスなど居住用以外の不動産に起因する損害は、補償の対象外です。

3．受託物に対する賠償責任

受託物とは、自分のものではないものを預かっているものを指します。被保険者の範囲ではない方から預かっているものは、補償の対象外です。たとえば友人から借りたカメラを壊してしまった場合には、保険金は支払われません。

4．車両の所有・使用・管理に起因する賠償責任など

たとえば、駐車場でのトラブルです。被保険者所有の車両で隣の車にキズをつけてしまった場合には、個人賠償責任保険の補償は適用されません。

これらのケースでは、支払い対象外となるため注意が必要です。

何らかの事故が起こった時に保険適用か自分で判断できない場合は、ダメもとでも保険担当者さんに一度相談すると良いでしょう。

個人賠償責任保険の保険料はいくら？金額の目安

実は、個人賠償責任保険の保険料はかなり格安です。

傷害保険や火災保険などに特約で加入する場合、月々の保険料はなんと100～200円程度。

補償を受けられる保険金額は1,000万円や3,000万円、1億円など契約内容によって変わってきますが、保険料からすると十分すぎる金額と言えます。

以前よりも保険料は上がってはいますが、コスパの良い保険に変わりないと言えるでしょう。

契約方法

個人賠償責任保険に加入したい場合、基本的に単体で入ることはできません。

例えば、

• 自動車保険
• 火災保険
• 自転車保険
• クレジットカード　など

何らかの保険とセット（オプションみたいなイメージ）で入ることが一般的です。

ただし、稀に自転車保険の加入先によっては、個人賠償責任保険だけ加入するプランがあるみたいです。

▶詳しく知りたい方はこちら

もし、個人賠償保険のみで加入したい場合は、駅前などにある保険代理店に直接聞いてみてもいいかもしれません。

また、今加入している火災保険や自動車保険に、特約として途中から加入することも可能です。

担当の方に相談されてみてくださいね。

賃貸の場合

賃貸暮らしの場合、おそらく火災保険の特約に個人賠償保険が付帯されているはずです。

保険証券やアパートの管理人さんに確認しておきましょう。

共済に付帯されているケースも

共済に特約として付帯されている場合があります。

• 県民共済
• こくみん共済coop（全労災）
• コープ共済

これらの保険に加入している方も、個人賠償責任保険が特約で付いているか確認することが大切です。

注意点２つ

1．家族で重複していないか

個人賠償責任保険は

• 一緒に住んでいる家族
• 別居となった子ども
• ペット　など

も対象となり、一家に一契約で大丈夫です。

自転車保険や火災保険に特約で加入している場合があるため、家族で重複して加入していないか一度見直しされることをおすすめします。

2．保険の解約時

例えば、自動車保険を解約すると一緒に個人賠償責任保険も失効してしまいます。

時間が経つと忘れてしまうので、保険証券に記載したり付箋を貼ったりして後で見ても分かるようにしておきましょう。

【事故が起きた！】個人賠償責任保険を使った場合の保険料は上がるの？

結論から言うと、個人賠償責任保険を使ったからといって必ずしも保険料が上がるわけではありません。個人賠償責任保険の利用が等級に影響しないケースが一般的だからです。

とはいえ、中には保険料が上がるケースもあり契約内容や保険の種類、保険会社によっても対応は異なります。

契約時に、保険の利用による保険料の変動について保険会社に詳しく確認することが大切です。

複数の保険会社に見積もりをし、自分に合った保険を選びましょう。

まとめ

この記事のまとめ

今後もシングルマザー向けのお金の発信を続けていくので、楽しみにしていただけると嬉しいです♪

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離婚直後の人は、固定費削減のためにもまずは保険の見直しから始めましょう。